札幌で葬儀・家族葬ならロータスのお葬式

よく頂くご質問

多くのお客様から、北海道のお葬式と本州のお葬式との違いやよく頂くご質問をまとめましたのでご参考になれば幸いです。その他ご質問や疑問などございましたら、お気軽にお問合せ下さい。

<北海道のお葬式>
祭壇について 式次第 香典領収書 お悔やみ掲載 全収骨 集合写真 霊柩バス 黒飯 繰上法要 即返し 斎場について

<お葬式のマナー/北海道の香典相場・喪服とお焼香>
香典の決まり事 袱紗の包み方 香典の渡し方 香典の相場 香典の表書き 喪服について 焼香のお作法

<家の宗派を知ろう>
お仏壇がある場合 戒名や法名がわかる場合 梵字と守り本尊について 念数(数珠)の持ち方 お念仏・お題目・ご宝号・唱名 弔事と慶事について

<お葬式後のお参りとお仏壇・お供え物/納骨の諸手続き>
四十九日間のお参り・中陰壇について 中陰段を使わない飾り方 四十九日後の飾り方 お供え物について お仏壇の飾り方とご本尊について 納骨先は公営か民営か? 納骨に必要な品 納骨の仕方 各種手続き先一覧リスト

<お葬式の風習>
ご安置 一善飯・枕団子・守刀 四華花(枕四華・紙花花・死華花) 逆さ事 釘打ちの儀式/箸渡し 仏壇の扉は閉めるか開けるか?

<浄土真宗のお葬式>
枕団子に一善飯に守刀 逆さ事/お清め/御霊俱膳 仏壇の扉は開けます 浄土真宗では使わない言葉

<玉串奉奠・献花>
玉串奉奠と献花の方法について

北海道のお葬式についてのご質問

Q.北海道の祭壇はどのようなものが一般的ですか?
A.北海道で祭壇と言えば、本州で言う「花祭壇」に当たります。本州の多くは祭壇と言えば白木の祭壇に供花を並べる形が多かったのですが、近年は花祭壇を希望するご家族が増えているそうで、家族葬でも花祭壇を使用するのが一般的です。祭壇
Q.式の進め方を教えてください。
A.同じ道内でも地域により式の進め方が異なる地域があります。函館は前火葬ですが、昔函館では海難事故が多かった為、損傷が激しいケースが多く、先に火葬をするようになったそうです。ただ最近では、函館も後火葬するお葬式が増えているようです。
道内全域(後火葬):通夜→告別式→火葬→骨上法要
函館(前火葬):火葬→通夜→告別式→骨上法要
根室(前火葬):通夜→火葬→告別式→骨上法要式次第
Q.香典に領収書がいるのでしょうか?
A.北海道で1番有名なご当地ルールが香典に「領収書」がでる事。レシートの様に印刷する専用の機器もあります。受付で香典の封を開け中身を確認する事に驚く方もいますが、北海道では当たり前の光景です。そのかわり「記帳」はほとんどありません。領収書
Q.お悔やみ掲載は無料でしょうか?
A.北海道新聞・毎日新聞・読売新聞・朝日新聞に「お悔やみ欄」のページがあり、有名人や著名人だけではなくすべての道民が無料で掲載できます。最近は葬儀終了後の掲載が多いです。お悔やみ掲載
Q.全収骨について教えてください。
A.北海道や東日本では「全収骨」西日本は「一部収骨」が一般的です。主要なお骨のみを収骨して残りは火葬場に置いてくる一部収骨に北海道の人は違和感を感じますが、逆に西日本の方は大きな骨箱に違和感を感じるそうです。全収骨
Q.北海道では祭壇を前に集合写真を撮ると聞きましたが本当でしょうか?
A.お通夜の後に親戚一同が祭壇前に並び「集合写真」を撮ります。北海道だけではないのですが写真を撮る地域は全国的には少ないようです。集合写真
Q.霊柩バスとはどのようなものですか?
A.ご遺体とご遺族などの参列者が一緒に移動できるバスのことです。こちらも北海道だけではないのですが初めて見たと驚く人が多いです。霊柩車とバスのハイブリット車で、ご遺体の上は座れないような作りになっています。霊柩バス
Q.黒飯とは何でしょうか?
A.葬儀や法事の際に食す色のついていないお赤飯のようなもの。全国区だと思っている方も多い「黒飯」ですが北海道や北陸・関西の一部だけの慣わしです。黒飯
Q.繰上法要とはどのようなものですか?
A.「繰上法要」とは49日までのお参りを火葬後にまとめて行うお参りで、最近は本州でも行う地域が増えてきているそうですが、元は北海道のルールです。
繰上法要=取越法要=忌中引き(還骨法要含む)
※繰上法要の時の香典の表書きは「御仏前」になります。繰上法要
Q.即返しとは何でしょうか?
A.本州では葬儀の際「会葬返礼品」を渡し、35日や49日に一件一件香典返しを届けて歩きます。香典返しの相場はいただいた香典の半分の「半返し」や近年では「1/3返し」と言われ、ご家族の負担も大きいと感じるのですが、最近東京近辺では「即返し」と呼ばれる、北海道方式(会葬返礼品を香典返しと呼ぶ)を取り入れる場合が増えているそうです。北海道では頂いた香典の金額に関わらず同じ品をお返ししますが「半返し」文化が染みついている地域では抵抗があるようです。慶事ではありますが北海道では一般的な結婚式の会費制を東京でも取り入れる人が増えているそうで、北海道の合理的な考えが東京などに受け入れられているようです。即返し
Q.斎場と火葬場とセレモニーホールの違いを教えてください。
A.北海道では一般的にお葬式を行う施設を「斎場」または「セレモニーホール」、火葬できる施設を「火葬場」と呼んでいますので、行き違いがありませんが、東京近郊では火葬ができお葬式を行うことが出来る施設を「斎場」と呼び火葬が出来ない斎場を「セレモニーホール」と使い分けています。

お葬式のマナーについてのご質問

Q.香典の記載や、袱紗の包み方や香典の渡し方を教えてください
A.香典に書く名前は薄墨で中袋には金額と住所を記載します。お金は新札であれば一度折ってお札の顔が下になるように入れます。 香典の決まり事
袱紗で包む場合、弔事用は左開きで慶事用は右開きにします。 袱紗の包み方
香典の渡し方は、受付がある場合には相手に読めるように渡します。受付がない場合には祭壇に黒いお盆が置いてありますので香典を置き、お参りをします。霊前に供える時は自分の方に名前を向けます。 香典の渡し方
Q.香典の全国的な相場を教えてください
A.親戚関係、友人関係、仕事関係や自分の年代によって全国平均の相場は下記の通りです。 香典の相場
Q.香典の表書きを教えてください
A.仏式、神式、キリスト教で異なりますし、お通夜や遷霊祭、通夜祭や前夜祭、法要や御霊祭によって違いますので下記の表をご参照ください。香典の表書き

服装と焼香の仕方についてのご質問

Q.喪服にはどのような種類がありますか?子供はどのような服装にすればよいでしょうか?
A.正喪服と準喪服がございます。下記をご参照ください。子供の場合は黒やグレーに白いシャツや黒のワンピース。制服がある場合は制服が喪服となります。参列する側の場合は、ご親族よりも格が上の服装にならないように気をつけましょう。
喪服
Q.焼香の作法を教えてください。
A.下記の図をご参照下さい。宗派により焼香作法や線香の仕方や本数が異なります。
焼香作法
線香の本数などは下記の表をご参照下さい。宗派・寺院地域によって違う場合もございます。
焼香作法

我が家の宗派がわからない時の調べ方

Q.お仏壇はあるのですが、我が家の宗派がわからない時の調べ方を教えてください。
A.菩提寺に確認していただくのが間違いないのですが、縁が切れていたり連絡先が分からないなど事情がある場合は仏壇の中を見ていただければ宗派を知る助けになります。お仏壇の中を見て正面に祀られているのが本尊です。
家の宗派を調べる
上記図の②は左からお釈迦様、大日如来、阿弥陀様で曹洞宗以外は分派も多く本尊もお寺によって違う場合もあるなど注意が必要です。特に座釈迦と座弥陀の見分けが難しい為、他の方法で宗派を調べるのが間違いないと感じます。
Q.戒名や法名はわかるのですが、宗派が分からない時の調べ方はありますか?
A.戒名は宗派ごとに特徴がありますので宗派を見分ける助けになりますが、宗派を変えていたりする場合もございますので、手掛かりの一つとお考え下さい。
戒名や法名がわかる場合
Q.梵字と守り本尊について教えてください。
A.梵字は一字一字が諸仏諸尊をあらわしていて生まれ年で守り本尊が違います。下記の表をごご覧ください。
梵字と守本尊
Q.念珠(数珠)の種類や、持ち方は宗派によって違うのでしょうか?
A.真言宗(八宗用):108個の珠を用いて作られている宗派問わず仕様されているので、八宗用と呼ばれている念珠の基本形、二輪珠とも言われています。
一輪念珠・片手念珠(八宗用):108個の半分54個、4分の1の27個、18個のものもあります。略式念珠とも言い、どの宗派でも使用できます。
浄土真宗:下記図をご覧ください。
曽洞宗:百八環金とも呼ばれる輪が通っているのが特徴です。
日蓮宗:中指に掛け8の字に捻る。左手に三本房がくる。
天台宗:下記図をご覧ください。
浄土宗:お念仏の回数を数えられるように作られているので他宗とは形や珠の数が異なります。
数珠の持ち方
Q.宗派によって唱える言葉は違うのでしょうか?
A.お念仏/お題目/ご宝号/唱名:「なむあみだぶつ」や「なんみょうほうれいげきょう」は耳にしたことがあると思いますが、宗派によって唱える言葉が下記のように違っていますので参考にしてください。
唱和
Q.弔事と慶事の際の喪主のリボンや敷き紙の折り方、包装の仕方を教えてください。
A.リボン:弔事用は下のポケットに慶事用は上のポケットにつけます。
敷き紙の折り方:弔時用は右側がを上に、慶事用は左側が上になります。
包装の仕方:慶事の時は包み紙を二枚重ねて包み右上して包みます。弔事は1枚の紙で左上にして包みます。熨斗紙の合わせ目も図のように変えます。
豆知識

お葬式後とお仏壇について

Q.四十九日間のお参りとひな壇の作り方を教えてください。
A.中陰(四十九日)の間お飾りするひな壇になります。四十九日前でも納骨後は片づけても構いません。納骨先が決まらず中陰後もお骨を自宅に安置される場合は図のようにして差し支えありません。
Q.中陰壇を使わない飾り方を教えてください。
A.中陰壇のスペースがとれない場合は経机やテーブルでのお参りでも構いません。お仏壇がある場合はお仏壇の前か横にテーブルを設置してお骨やお位牌を置いてください。
Q.四十九日後の飾り方を教えてください。
A.お仏壇の前か横にテーブルを設置してお骨を置いてください。家具調仏壇などはお仏壇の下にお骨が入るような作りの仏壇もあります。納骨堂のような作りになっているものもあります。
お葬式後のお参り

お供え物について

Q.宗派によって御霊供膳の並べ方や団子の数など決まりがありますか?
お供え物の置き方、積み団子・枕団子の並べ方、お供えの向きなど一般的には図のような形になりますが、宗派やお寺地域により、様々ですので菩提寺に確認して下さい。
お供え物

お仏壇の飾り方と本尊について

Q.宗派によってお仏壇の飾り方は違うのでしょうか?
A.一般的な飾り方の例は図のような形になりますが、曽洞宗以外は派の数も多くの本尊や脇侍が違う事もありますので、菩提寺に確認してください。
お仏壇の飾り方と本尊

納骨の手順について

Q.納骨先や必要な書類など手続きの連絡先はどこでしょうか?
A.納骨の際に似つような書類(墓地仕様許可証・死体火葬許可証)の他に必要なものは何か管理運営する部署へ電話で問い合わせてください。平岸霊園や里塚霊園の管理事務所で各種手続きは可能ですが通常土日は休業となっていますので事前に連絡をして手続きを終えていなければいけない場合もあります。
札幌市の公営墓所の連絡先:生活環境課墓所管理係 電話:011-616-2855
石狩市の公営墓所の連絡先:環境保全課 電話:0133-73-3240
Q.納骨に持って行く品を教えてください。
A.お骨・分骨・白木位牌にお線香、ローソク、お花、供物などです。墓所によっては持ち帰らなければいけない品もあります。お骨箱や分骨に白木位牌を処分してもらえない墓所では持ち帰り、お焚き上げをして供養する必要があります。
納骨に必要な品
Q.納骨の仕方にはどのようなものがありますか?
A.骨ガメごと収めるタイプと納骨袋に移し替えてから収めるタイプがあります。納骨袋はさらしで袋状に作っておきます。お骨を収めるカロートの入口にある蓋を開ける必要があります。正面からと真上に開けるタイプがありますが簡単に開けることが出来ます。
納骨の仕方

各種手続き先について

Q.様々な手続きに必要な役所の電話番号が知りたいです。
A.札幌市の区役所と近郊の市役所、年金事務所や水道名義変更や電気、ガス、NTTやNHKなどの名義変更に必要だと思われる電話番号を一覧にしてありますので、こちらをクリックしてご参照ください。

お葬式の風習について

Q.ご遺体の安置について教えてください。
A.本尊を置いた方角を西とみなします。(西に極楽浄土がある為)ご安置の際は北枕と言われていますが、ご自宅の間取りで北枕が難しい場合がほとんどです。ご本尊がある正面を西とみなし頭の位置を向かって右にご安置するなど、方角に固執する事はありません。ご安置
Q.一膳飯や積み団子(枕団子)守刀について教えてください。
A.一膳飯:亡くなってすぐ長野県の善光寺に詣る為、途中お腹が空かないようにてんこ盛りにしたご飯をお供えします。
積み団子(枕団子):お釈迦様が入滅する間際。食事をとる事ができず、弟子が食べやすいお団子にして食事を出したことからだと考えられています。お団子の数は地域やお寺によって様々です。菩提寺に確認してください。
守刀:魔除けの為に胸元に置きます。言い伝えでは猫がご遺体をまたぐと故人は成仏できないと考えられていたからです。一膳めし
Q.四華花(枕四華・紙花花・死華花)の由来は何ですか?
A.お釈迦様が涅槃の際、周囲に咲いていた沙羅双樹の花が悲しみで白くなり真っ白な花が遺体を覆ったとの故事から、亡くなられた人をお釈迦様の涅槃になぞらえて追慕する象徴です。四華花
Q.逆さ事とはどのようなことですか?
A.普段とは逆の事をする:逆さ屏風、逆さ布団、逆さ水、逆さ着物(左前にして縦結び)
普段は行わない事をする:玄関以外から出棺したり、家の中から靴を履いて外に出る、両手にホウキを持って外に掃き出す、橋渡しをするなどがありますが、地域によって様々な風習や仕送りがあります。
Q.釘打ちの儀式/箸渡しの方法を教えてください。
A.お柩の蓋を釘で打つ儀式ですが、最近は行わない事が多いです。仏教の決まり事ではないので、ご家族の希望があれば行います。昔は柩を焼場まで担いで移動したので蓋が外れない為でしたが、近年は神道の「石には御霊送りの力がある」との考えや「クギリをつける」という言葉に似ている為行なっている風習です。箸渡しも「あの世とこの世の箸渡し」の言葉が似ているので行なっている風習なので、宗教的な意味はありませんが、こちらは根強く行われています。 釘打ちの儀式
Q.普段お仏壇の扉は閉じていた方がいいのでしょうか?開けておいた方がいいのでしょうか?
A.ご安置した際に仏壇の扉を閉める方が多いですが菩提寺から閉めるように指示がない限り、開けておいてください。浄土真宗では必ず開けてください。※仏壇の扉は閉めると思っている人が多い理由として神棚封じと混同しているのではないかという説がございます。仏壇の扉

浄土真宗のお葬式について

Q.浄土真宗のお葬式の枕団子や一善飯、守り刀などは必要でしょうか?
A.真宗では迷信に基づく風習は行いません。一善飯や積団子・守り刀や守鏡は行いません。真宗ではなくなった後に旅をしませんので旅支度はしません。杖・傘・草履や六文銭も用意しません。阿弥陀様が極楽浄土に連れて行ってくれるからです。浄土真宗
Q.浄土真宗のお葬式のでの逆さ事やお清め・御霊俱膳について教えてください。
A.逆さ事やお清め等魔除けの意味合いの強い風習ですので行いません。御霊俱膳もお浄土では、この世界よりも徳の高い食べ物を食べているので、お供えしなくてもいいそうです。浄土真宗逆さ事
Q.仏壇の扉は開けますか?閉めておきますか?
A.真宗ではお仏壇の扉を閉じたりはしません。阿弥陀様へのお参りが中心になるからです。神棚への紙封じも必要ありません。浄土真宗仏壇
Q.浄土真宗では使わない言葉などあれば教えてください。
A.使わない言葉:ご霊前・戒名・祈る・冥福を祈る → 下記のように言います。
ご仏前・ご尊前・法名・念じる(お念じ申し上げます。)・哀悼の意を表します。
使わない言葉:安らかにお眠りください。・天国に昇天する・草葉の陰 → 下記のように言います。
私たちをお導き下さい。・お浄土に生まれる・お浄土・み仏の国

玉串奉奠・献花について

Q.玉串奉奠や献花のやり方を教えてください。
A.下記の図をご参考になさってください。キリスト教信者の献花は十字を切り両手を組み合わせて礼拝しますが、一般の方は合唱・一礼であっても構いません。
玉串奉奠や献花の方法
献花